安川電機【6506】日本株の先行指標。他より早い決算に、株価がどう反応するかで個人の持ち株を占う?

安川電機(6506)は大手製造業のなかで決算発表のタイミングが他より早いです。

そのため、安川電機の決算が良ければ他の企業も景気が良いだろう、という予想もできるのですが……

決算が良くても株価が上がるとは限らない!

『9日に発表された製造業決算の前哨戦にも当たる安川電機<6506>の決算は、第1四半期実績及び上方修正後の通期計画とも市場予想を上回り、受注動向も含めて総じて良好な内容だった。しかし、株価は週明け12日こそ大きく上昇したものの、翌日から週末まではさえない動きとなり、結局、週初の上昇分をほとんど帳消しにしてしまった。』以下リンク:株探より

株式投資を続けていると一度はぶつかる問題。

決算が良かったのに株価が下がった!

簡単に言うと、それまで期待感から高く買われていた株であれば、決算が良くても「織り込み済み」「サプライズ無し」などなど、「期待していたけどそれほどでもなかった売り」が発生します。

ただ、前日まで上がっていた株だから、決算後に必ず下がるというものでもありません。

株価の値動きは究極的には需要と供給で決まるもの。

決算が良くても株価が下がる、もうひとつの理由があります。

それは投資家たちが、もう株を買う量を増やしたくない、という場合。アセットアロケーションとかポートフォリオのリバランスとか言われますが、そろそろ株高も終わりかもしれないと考える投資家が多いほど、決算が良くても株価が下がる傾向があります。

逆にこれからも世界の投資家たちは株を買うだろう、と予想している投資家が多い場合は、ちょっと良い決算ならどんどん買われて株価も上がります。

安川電機の決算後の値動きを見て、今後の株式市場を占う

『業績は、営業利益、純利益(それぞれ前年同期比2.1倍、2.2倍)ともに市場予想を上回った。ところが、株価は翌営業日こそ5760円(6.5%高)で終了したものの、20日の寄り付きには5160円まで売り込まれている。これは、日本株の先行きの悪さを暗示しているのかもしれない。』以下リンク先:モーニングスターより

安川電機の決算に市場が良い反応をしないなら、自分の持ち株も決算後に下がったりするかもしれない。新しく株を買うのは控えておこう。
だなんて、他より早く市場の反応を見ることができるので、先行指標とも言われるのです。

他の企業のチャートも見てみよう

信越化学工業(4063)2年チャート

信越化学工業(4063)はいつも強いなあと思っているんですが、短期的には日経平均と相関性が高いんですよね。10年とかのスパンで見ると日経平均を大きく上回る優良株です。

ただやっぱり目先は下目線っぽい雰囲気。ここからいきなるグイーンと上昇するというよりは、オリンピックだとかコロナ感染拡大とか懸念材料が全部落ち着いてきたり、潮目が変わるような環境変化が必要な感じがします。

景気回復を見越して、先回りして買われすぎているのかもしれません。

日本電産(6594)2年チャート

モーターで有名な日本電産(6594)。積極的な経営でEV化の流れに乗り、絶好調です。チャートも見た目は日経平均に似てますが、よく見ると値上がり幅が全然違いますめちゃくちゃ上がってます。

日本電産も21日に決算発表があったばかり。週明けの株価の反応が注目されます。

こちらも期待感から相当買われてきましたが、もはや日本を代表する製造業の成長企業ですから、当然株価にも期待したいところ。

良い会社だからって永遠に株価があがるのか、イケイケムードがもう少し続くのか、全体相場の雰囲気を知るのにはちょうど良さそうです。

まとめ

やっぱり全体のリスクオン、リスクオフと、安川電機の決算に対する反応なんかは共通点がありそうじゃないですか?

小型株なんかは全く関係ない値動きをすることが多いですが、やはり自分の持ち株の今後を予想するためには、自分の持ち株だけを見ているよりも、こういった相場の雰囲気を知ることができる場が必要なんじゃないか、という記事でした。