コクヨ【7984】文具メーカー、中間決算の進捗率65%で株価上抜け……か?

ご存じ文具メーカーのコクヨ(7984)が7月30日の決算発表後に直近の株価を上抜けてきました。

投資資金が集まってくるかどうか

コクヨ(7984)は派手な経営戦略をとっているわけではなさそうです。そのため、株価が二倍や十倍になることは無いと思われます。

ただし、最近の株式市場では人気のある成長株に資金が集中し、割高株がどんどん上がっていくという状況が続きました。

そんな中、日経平均はファーストリテイリングやソフトバンクグループの下げに押されて指数全体も下がるような展開。ここは物色先を見直す投資家が出始める頃合いでは? その場合は案外コクヨのような地味な株が上がるのかもしれません、という話。

通期予想に対する進捗率65%、配当は40円から43円へ増配

なんとも地味な上方修正です?

『コクヨ、今期経常を13%上方修正、配当も3円増額』以下リンク:株探より

大きなサプライズというほどでもなかったのでしょうか。コクヨ(7984)はおそらく今後も決算でストップ高のような急激な値動きは可能性が低い銘柄なのかもしれません。

ただし、投資家として本来それは歓迎すべき安定感であるはずです。何かあるたびに株価が乱高下されると長期的に保有するストレスが大きいので困ります。

コクヨ(7984)の当期利益の10年間平均成長率は26%です。ちょうど10年位前が赤字でどん底だったのが回復してきた結果ですね。

売上高はほとんど変わらないままですから、やはり成長株とは言えなさそうです。過度の期待は持てそうにないです。

コクヨ(7984)月足チャート。株価は普通に業績に連動してきたことが明らかです。

直近の高値を更新

半年チャートで見ると株価はレンジから上抜けしています。決算の内容を受けての上昇だと思います。

コクヨ(7984)日足チャート

個人的に見たコクヨ(7984)の良いところは、信用買残が少ないところ。

超有名な企業なのに、個人投資家の注目を浴びていないのかもしれません。

こういった銘柄は値動きものんびりしているというか、決算内容などの材料に対して反応がゆっくりしている、業績を見てから株を買っても間に合う、という傾向があります。

といっても値幅は大きいのでリスク管理は必要ですが、取引が活況な人気株の場合は行きすぎた株高から行ってこいで下落したり、ということが多いのに比べれば安心感があります。細かい波をうちながら、業績にあわせて推移していくことが多いです。

信用買残が多い銘柄はいつまでもしつこく株価下落することも多いです。(ですが成長著しい人気の銘柄ほど信用買いも多いので迷うところです……)

日経平均に連動しない!

繰り返しになりますが日経平均株価は先行き期待感の薄い状況が続きそうです。こういった場合は先物主導で売られてしまうと、当然ながら日経平均採用銘柄の株価も下押し圧力にさらされてしまいます。

なので東証一部銘柄でもなるべく日経平均に連動しない銘柄を選ぶことが大切です!

オワコン指数につられて下がるとか納得いかねえよなあ?(これが言いたかっただけ)