トーカロ【3433】ニッチ分野『溶射』、半導体関連でもあり、財務も業績も順調

トーカロ(3433)は溶射の企業です。

溶射とは?

溶射とは金属などの材料を溶かして噴射、対象物の表面をコーティングして様々な特性を付与する技術だそうです。

表面に被膜を作ることで電気を通さない絶縁体にしたり、摩耗に強くしたりできます。

トーカロ企業サイト(溶射を中心とした各種表面処理の総合メーカー トーカロ[TOCALO]株式会社)より

溶射には特別な技術が必要なため、ニッチ産業であるトーカロの競争相手は少ない状態です。国内シェアも高くて良いと思います。

また、上の画像を見てもおわかりのように、非常に幅広い分野に溶射技術が用いられています。

トーカロの溶射は大量生産ではあまり使われていないらしいです。大量生産の自動車業界などでは自社の機械を導入して溶射を行うようですね。トーカロは少量生産、試験などに需要があるみたいです。

半導体の今後は?

トーカロ(3433)は半導体関連としても注目されます。

『トーカロは明石播磨工場(兵庫県播磨町)に製造棟を新設し、半導体製造装置部品向けの溶射加工ラインを拡張する。投資額は約18億円。』以下リンク先:工業団地インフォ(日刊工業新聞)より(2020年2月)

トーカロ、明石播磨工場に新棟 半導体回復にらみ増産 | 工業団地インフォ Powered by 日刊工業新聞 (nikkan.co.jp)

『英調査会社のOMDIAによると、2021~24年における半導体世界市場の年平均成長率は、コロナ以前は1%を想定していたが、コロナ後は6%に上方修正している』以下リンク先:経済プレミア(毎日新聞)より

半導体「年6%成長に」世界トップ3が巨額投資を加速 | 週刊エコノミスト Onlineから | 週刊エコノミスト Online | 毎日新聞「経済プレミア」 (mainichi.jp)

今後の世界の半導体関連銘柄への投資は意見が分かれるところ。市場規模は拡大しても株価がそれ以上のペースで上昇してきたと考えれば、これからの株価は低迷が続く恐れもあります。

また、需要に対して供給が間に合っていないため企業としては機会損失も考えられます。

トーカロは少量生産、幅広い分野に対応

もし半導体の需給のバランスが崩れても、大量生産にあまり深く関わりのないトーカロにとってリスクは少ないと言えるでしょう。

アフターコロナの生活がどのようになるのか不透明な部分もあり、果たして旅行や外食が元通りに回復するのか、あるいは巣ごもりやリモート市場が今後も成長が続くのか、わからないというのが本当のところではないでしょうか?

反面、製造業はコロナでも途上国の工場操業停止や制限に見舞われながらも、DXや半導体や環境関連その他の新生活スタイルに向けて開発が進みます。

上手に世界の流れに乗ることができれば、トーカロの今後の業績にも期待が持てるでしょう。

『トーカロの売上の半分は半導体ですが、残りの半分は電力や鉄鋼や製紙業界など重厚長大向けの溶射です。鉄のロールなどは、溶射しなければ三日で交換しなければならないところ、溶射をすれば30日連続操業ができるのです。』以下リンク先:ダイヤモンド・ザイより

トーカロ(3433)の株価は今期減益予想で下落も溶射という特殊な技術のトップシェアで長期的な市場拡大もあり株価は2倍目標!|超成長株投資で資産10倍計画!|ザイ・オンライン (diamond.jp)

株価は一服

トーカロ(3433)は2013年頃まで業績は横ばい。そこから成長が始まります。

株価も大きく上昇する時期もあり、売られる時期もあり、投資判断に困るチャートを形成しています。

これはトーカロに限ったことではないのですが、2017年~2018年はほとんどの中小型株が大きく買われた時期で、この時期は何を買っても儲かる相場だったようです。

この時期の上昇をノイズとして考えると1,100円くらいまでを底とした上昇トレンドのようにも見えます。

PERは13倍、配当利回り2.8%、ROEも10%以上、自己資本比率などの財務も良好、指標はまずまず良しです。

次回の決算発表は10月29日予定。1Q進捗率は31.5%と、上方修正も期待できそうな水準に来ています。

しばらくは半導体や世界情勢のニュースにつられて値動きするシーンも多いでしょうが、年単位で見れば成長が期待できそうですね!

株探ニュース

『コーティング材料を高温の熱源を使った加熱吹き付けによって皮膜形成する表面処理加工(溶射加工)のトップ。好採算の半導体製造装置部品向けで需要を捉えており、業績は極めて好調に推移している。プラズマ溶射やアーク溶射、フレーム溶射など幅広く産業界のニーズに対応している。21年3月期業績は2度にわたる上方修正を行い、営業2割増益を見込んでいるが、22年3月期も2ケタ伸長が有力視される。』以下リンク先:株探より

爆需発生で舞い上がる、半導体関連「中小型隠れ本命株」10連弾! <株探トップ特集> | 株探ニュース (kabutan.jp)

『表面処理加工大手で半導体・液晶製造装置向けを主力とするトーカロ <3433> などがリスト入りしている。』以下リンク先:株探より

利益成長“青天井”銘柄リスト【総集編】第2弾 35社選出 <成長株特集> | 株探ニュース (kabutan.jp)

東証プライム

トーカロ(3433)は東証プライム市場に適合するということです。

00.pdf (eir-parts.net)